進行した糖尿病性腎症、患者としてどう乗り切るか?

 

ある看護師様からの文書が目に留まりましたので、ご紹介します。

血糖値をそこまで下げる必要があるのか?低血糖は急に死ぬことがあります。

病院では実態がつかまれず、葬儀になります。病院は死んでも知りません。

来なくなったら、理由まで掌握しません。

Su剤、Dpp4-阻害薬、アマリール、アクトス、グラクティブなど、正常に近かった

腎臓が悪化、腎透析の恐怖におびえています。わずか1年で・・・

血糖値だけなら糖質制限ですぐにでも下げられます。3日もあれば。

どうして病院は「ごはん、パン、麺類を減らすか、糖分ゼロにするとなおりますよ」

と、指導しないのか?

毒性の強い薬の副作用で、新たな病気が発生します。糖尿病で死ぬまでにはいかない

が、次々に副作用であちこちが悪くなります。

インシュリン注射、血糖降下剤で腎臓悪化で苦しんでおられる患者さんがほとんど

です。いまわかった範囲でわたくしなりの対応策を、メモさせていただきます。

 

 

 

進行した糖尿病性腎症の患者様に

より~

 

「進行した糖尿病性腎症の患者様に漫然とアマリールを処方するのは止めてほしい」と広めたい。

長文です。

糖尿病が進行すると糖尿病性網膜症、糖尿病性神経症とともに糖尿病性腎症を来たし、尿蛋白(尿タンパク)、慢性腎障害、腎機能低下(血清クレアチニンの上昇、eGFRの低下)を来たします。
体内のインスリンは腎臓で30%近く代謝されますので、腎機能の悪化に伴い体内にインスリンが残留し、血糖値が低下傾向になります。

腎機能低下がない頃に開始された

SU剤
・グリメピリド(アマリール)
・グリベンクラミド(オイグルコンやダオニール)
速効性食後血糖降下薬
・ナテグリニド(スターシスやファスティック)
は、肝臓で1回代謝された後の、活性を持つ代謝物の腎排泄性が強いため、腎機能低下のある患者様では、強烈な遷延性の低血糖を起こします。

BG剤(ビグアナイド、・メトホルミン、メルビンやグルコラン)
は、腎機能低下のある患者様では、致死的な乳酸アシドーシスを起こす可能性が高まります。

腎機能低下に伴い、浮腫が出てくるため、・ピオグリタゾン(アクトス)も使いにくくなります。

しかし、特にSU剤のアマリールが、糖尿病性腎症の進行による腎機能低下(危険なのは血清クレアチニンが1.5-2mg/dl以上ぐらいから、)があるにも関わらず、処方され、感冒などで食事が摂れなくなった途端に、アマリール中止後も1週間ほど続く強烈な遷延性の低血糖を起こす例が散見されます。

SU剤や速効性食後血糖降下薬を処方するのならば、代謝物の活性が少ないグリクラジド(グリミクロン)か、ミチグリニドカルシウム(グルファスト)にしていただきたいのです。

また、透析直前ではなく、「CKD診療ガイド」ぐらいのタイミングで腎臓内科に紹介していただきたいのです。

関与した患者様については、元の診てらした先生にお伝えすることができますが、できれば今後はもっと広く地元の糖尿病の患者様を診ていらっしゃる先生にお伝えしたいと考えております。

私のような力の全くない非常勤の者でも、先生方に費用少なく効率よく広く手早くお伝えするには、どのような方法が一番良いでしょうか?東京の23区内です。

(ご回答)

補足丁寧な回答恐れ入ります。

たしかに、かかりつけの先生による管理がよいですね。
診療のコツの項目は、
腎症の鑑別(検尿、腹部エコー、網膜症)、腎不全で使いにくい薬、浮腫や体重調整(ループとサイアザイド系利尿剤併用)、ACEiを含んだ血圧調整、腎性貧血(フェリチン、EPO製剤)、副甲状腺機能亢進症、eGFR算出と時系列グラフ(Exel使用)と透析準備時期、慢性閉塞性動脈硬化症(足底動脈と足背動脈チェック)
ぐらいで良いでしょうか?

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1221861662

 

{ご参考資料}

1.左上の検索窓から

糖尿病性腎症、SU剤、DPP4-阻害剤、アマリール、アクトス、グラクティブ

で、検索して、ご覧ください。

2.下の録画が参考に役立ちます。

 

糖尿病性腎症の犯人 こいつ 毒薬 DPP-4 阻害薬 !

糖尿病性腎症の犯人 こいつ 毒薬 DPP-4 阻害薬 !

糖尿病治療薬DPP4阻害薬

糖尿病合併症と糖尿病の薬

SU剤、DPP-4 阻害薬、どうして糖尿病に至る経過

癌、糖尿病、心臓病は薬で治してはいけない!

糖尿病の薬の副作用の講演

コレストロール、中性脂肪というなの薬は、筋肉を溶かす。

定説は真実とは限らない 論理に基づけは診療結果は異次元のものとなる

糖尿病合併症の本質:糖尿病性腎症はインスリンによる薬害であった

糖尿病治療に置ける糖質制限の位置づけ

 

 

 

 DPP-4 阻害薬

 

【実験】アルコールは血糖値の上昇を阻害するのか?

 
人間の身体では、消化された様々な栄養素は主に小腸から門脈を通って肝臓を経由し、肝静脈から全身に行き渡る仕組みになってます。
また、アルコールを摂取すると肝臓はその分解の役目も担っているのですが、その分解過程で出来る物質が身体にはとても有毒なもののため、肝臓は速やかにそれを処理しなければなりません。
写真 2015-10-20 10 35 06
 
そのためアルコールを摂取した際、肝臓はそのアルコールの分解に忙しくなってしまい、特に命に関わる程ではないことに関しては、おろそかになるのではないか、あるいは機能低下が起きるのではないか・・・
あちこちのサイトやブログでも、アルコール飲むと血糖値が上がるだの下がるだの・・・いろいろ書かれております。
実際にどうなんでしょ?
 
と思っていた矢先、我が家でケーキが余るという重大な事件が発生し、
 
これは処分に手を貸さねばなるまい!!( ̄▽ ̄)
 
と言うことで、はたと気づいた一石二鳥の施策が、
 
アルコール飲んだら血糖値って上がりにくくなるんじゃね?
 
と言う実験。
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アルコールで血糖値を下げる? ドクター江部先生

こんにちは。
さて今回は、アメリさんからアルコールで血糖値を下げるのは膵臓に負担?とのコメント・質問をいただきました。
『08/12/18 アメリ
血糖値を下げる目的でアルコールを摂取することは膵臓に負担をかけますか?
江部先生、
お世話になっております。
IGT(Impaired Glucose Tolerance):耐糖能異常と診断されたアメリです。何とか糖尿病へ進むことを避けようと、基本的にお昼だけ糖質を摂る生活を数か月続けています。
アルコールは血糖値を下げるそうですが、私の場合かなり効果があるようです。
夕食に糖質を摂る際に赤ワイン(50cc~100ccくらい)を飲むと、推定カーボ量70g~80gで血糖値100を下回ることもあります。アルコールなし、脂肪分をあまり含まない食事の場合、カーボは100gほどで、血糖値200以上のこともありました。
糖尿病の場合、アルコールは摂取しないのが基本とのことですが、『血糖値を下げる目的』で赤ワインなどを少量飲むことは、やはり避けるべきでしょうか?血糖値が下がっても、糖質を摂取すること自体が膵臓への負担増となるのでしょうか?』
アメリさん。コメントありがとうございます。
米国糖尿病協会ではコントロール良好の糖尿人においては、アルコール24g(30ml)/日を食事と共にとるていどなら適量としています。
ビール350ml缶を2本、
ワイン150ml×2杯、
ウイスキー45ml×2杯
に相当します。
アルコールは飲み過ぎたらは発ガン性はありますし、当然肝臓や膵臓などにも良くないですが、上記の量までならまあ大丈夫なのでしょう。
夕食に糖質を摂る際に赤ワインを飲めば血糖値が上昇しないということですが、50cc~100ccなら量的には余裕で大丈夫ですね。(⌒o⌒)v
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